読んだ本

睦月のぞみ「兎の角」2巻 エンターブレイン(B6/ビームコミックス)

1巻の続きでイズミとアヤのどたばた同居生活…と言うか邪魔者や障害物が出てきて「ちょいえろ」が展開する第2巻。アヤの事務所の仲間(?)やその姉やらが出てきて「変な連中」が増えてきてバタバタしている感じ。結構重い話も交じって居るような気もするが、絵柄とコメディでいい程度に中和している。それにしてもこれは「百合」とカテゴライズしていいのかね、この漫画。

安永航一郎「青空にとおく酒浸り」4巻 徳間書店(B6/リュウコミックス)

MMと「同居」する小朝と篠のドタバタコメディの第4巻。相変わらず意味のわからん(ほめ言葉)のどたばたを無理矢理やっているけれど、気がつくと表紙に出ずっぱりの小朝のオヤジが本編では影が薄くなっている不思議。次巻以降では出番が増える(筈)だが、こういう行き当たりばったりも安永漫画の味ではある。MMの秘密やら何やらが出てきて結構急展開だが、続きがちゃんと出るといいなあ。

杉基イクラナナマルサンバツ」1,2巻 角川書店(B6/角川コミックス・エース)

越山識は入学早々怪しげな「クイズ研究会」のイベントに参加させられる。その後、クラスメイトの深見真理に引っ張られ、その「クイ研」に勧誘されるが…と言う高校生競技クイズ漫画。
2巻が出たのでまとめて読んでみたが、「クイズ」と言うこれまであまり見かけない題材の学園物と言う事で、クイズのうんちくを適度の混ぜて個性をだしつつも、「競技」と言う面から「他校のライバル」とかの王道的な「バトル物」の雰囲気もある。これで適度にラブコメ分が入ってくると個人的には満足なので、その方面もがんばって欲しい作品。