約二週間ぶりに自転車通勤を復活した。漸く身体が耐えうると判断したからである。
年齢のせいか、慣れるには時間が掛るが鈍るのは早い。それはもうびっくりするくらい。いつもは軽々走れてた(つもり)の通勤路で息が上がった。坂の無いルートを選んだから良いようなものの、坂があったら途中で押していたに違いない。なんてことだ。これでは「白」でのLSDやローラー台など夢のまた夢。何年前の水準に戻ったのか。はたまた何十年先のレベルまで落ちたのか。考えるだに恐ろしい。
そうこう考えつつ、ネットをうろうろしたり雑誌みてたりしていたら、クロモリフレームでシングルギアのバイクが欲しくなる。
カーボンやアルミのマッシブで戦闘的なものも良いけれど、あのスマートでシャープな印象は格好良い。高機能なギアは素敵だが無駄を一切排したシングルギアも素晴らしい。
シンプルな機体をブルホーンバーにして乗ってみたい。ああ乗ってみたい。
とはいえ、これ以上自転車増やしてどうすると言う気がするし、多分今の体力では「白」はおろか「銀」や「蒼」すらフルに使いこなせないので、一種の逃避なのだろう。いかんなあ、と思いつつ、自分がデブな分だけ自転車はスリムなのを、と言う欲求がもくもくと。
ああほしいなあ。
