昨日の落ち穂拾い

シンケンジャー

いつもみんなを支えてくれる黒子さんたちの話。当初「黒子も戦えよ」とツッコミを入れてはいたが、「何故彼らが戦えないのか」を説明した上、「適材適所」と言う方面を描いていたのは好感が持てる。ただ、青・緑・黄の三人の「勘違い」のギャグは滑っている。そういう「ギャグ」に関してはまだまだ弱い部分があるけれど、町の皆様に慕われている黒子さんたちはしっかり描けているので全体としては悪くは無かったと思う。

仮面ライダーディケイド

響鬼編完結にして「9つの世界」の旅の終わり。今回は海東が主役のように描かれており、士はおまけ。一方、「響鬼」の世界も恐らくオリジナルの「響鬼」の梗概ともとれるような「師匠と弟子の絆」「魂の継承」と言った部分が割にしっかり描けていて良かったと思う。細かいツッコミ所はある…ザンキさんとイブキさんのいがみ合いとか…けれど、明日夢を中心に若い世代が音撃道を再興したり、「大人の事情」でオリジナルでは退場したアキラが返信したり、鬼達総出のセッションがしっかり曲になっていたり、なかなか面白いものが多かった。当初デビッド伊東の「ヒビキ」は不安だったが、しっかり「ヒビキさん」になっていて良かったと思う。ただ、縦糸となるはずの鳴滝がなあ…何がしたいんだあのおっさん。そういう意味では本領は次回以降だと思うが、さてどう転がるか。