クレイマー・クレイマー

向いてない、とは思いつつも諸般の事情で忘年会の幹事をやっているのだが、昨年程の補助や値引きが思うようにとれないので困る。
相手は「実は昨年のは…」とか言ったりするのは予想通りで、多分私個人だったらそれ以上は面倒になって「ああそれで良いです」と言うか「じゃあ忘年会やめる」と言う所だが、職場の忘年会なのでそうもいかない。うちの職場では「宴会仕切れて一人前」と言う風潮があったりもするので、それなりに無難にやらねばならないのである。失敗したからといって降格される事も無いとは思うが、せめて「昨年並」でないとブーイングは受けそうなのだ。
と言う事で「慣れない」「向かない」と言いつつも「どうにかならないか」「じゃあどうすれば(その補助が)引き出せるのか」とか、対応してくれる営業の人とか担当の人とかを困らせている今日この頃。
一縷の望みを託して隣のグループの情報収集をする課程で状況を話したら、先輩から「お前、『クレイマー・クレイマー』だな」と言われてしまった。若い人は知らないだろうが昔の映画の題名と掛けてる訳で、自分も十分「嫌な客」である事は認識しているから苦笑いしか出来ない。
決まるまでにはもう少し時間が掛かりそうで、「クレイマー」としても暫く胃が痛い日々が続きそうである。はぁ…