2008 ママチャリGP 夏 参加記(その二)…オートポリス・アカデミー〜全員出走

場所を確保し、受付を済ませた先発隊で合流しました。 BBQをやるにはうってつけの場所であり、立派に役目を果たしてくれた方々に感謝。
開会式を経ていよいよ出走。何の因果か第一走者になった私は不安と緊張を友としてスタート地点に立ちます。今回は300組を越える参加者がいるのでさながら都会の通勤ラッシュの趣がありまして、なんだかんだで真ん中やや前よりを確保出来たのは幸運だったようです。
レースクイーンのお姉さん方が提示するパネルの数字が徐々に減り、いよいよ「0」となった所でスタート。
初っ端だから一気に駆ける!と言う漫画のような展開は交通渋滞の為不可能。スピードよりも寧ろ隣近所とぶつからないのにするのが精一杯。流れに乗って進むしかない。ペースを作らなくても良いのは気楽と言えば気楽ですが、長い下り坂で加速する中、下手にブレーキをかける事も出来ず、オーバースピード気味になったときには青くなりました。幸い何とか回りをパスして走り抜けましたが、先頭近くのライダーで転倒した人も見かけました。その後、コーナーに入るたびに落車した人やその痕跡と思しい部品の欠片を見かけるに付き、第一走者の怖さをひしひしと感じました。
下りが終わる頃には回りも適当にバラけて走りやすくなった所で上り坂。このコース、大雑把に言えば2/3が下りで1/3が上り、という構成になっており、5%程の上りがまたきつい。ママチャリの軽いギアだから上れたものの、「エンジン」である私の心臓は悲鳴をあげまくりでした。
どうにか上りきれたとき、「とにかく次の走者に渡さなきゃ」と思いピットイン。本当は二周走るべきだったのでしょうが、緊張が余計な疲労を身体に与えていたので無理はしない。少しばたばたしましたが、次の走者に後を託してピット内にへたり込んでおりましたとさ。