東京十社巡拝(1)

元准勅祭神社、東京十社めぐりをやることにしました。今日は五社。


東京十社めぐり」と言うのは特に決まったルートは無いようですが、皇宮を中心に巡回するようなので、富岡八幡宮をから始めます。

富岡八幡宮

最寄駅が「門前仲町」と言う事で、古くからの寺社と街が一体化しております。要するに下町の神社、でありまして東京と言う都市の中にあるにしては違和感無し。地元の市街地にある神社とかと感じが似ているような気がします。とは言え静謐な感じがあり良い感じです。拝殿では神前結婚式をやっておりました。天気も良いし日も良いのでしょうか。

芝大神宮

初参拝。富岡八幡宮とは打って変わって街の中に「在る」と言う感じの境内。路地に入ると突然表れる鳥居と拝殿に驚きます。驚きついでに「茅の輪」が有りまして、どうしたものかと思っていたら、通りがかりの人がやり方を教えてくれました。一見無味乾燥な都会の真ん中ですが、神社とかそういう関係の地域の人にはまだまだ「人情」と言うのがあるのかもしれません。

品川神社

開発が進んで駅前は物凄い都市になっている品川ですが、少し進むと割りと自然は残っています。この神社の界隈もその一つ。「東京には空が無い」と言うの高村光太郎の作品でしたか。しかし品川神社とそこにある富士塚から見上げる空は十分に広い。巨大なビルと言う人工物がありつつも面白い景色を楽しめる所です。

赤坂氷川神社

初参拝。某国大使館の近くにある神社です。「氷川」の名を関する神社の代表的な存在だそうですが、そんな事より何より、大使館や官庁街等のある都心の中心でありながら、境内に入ると驚く程静謐です。正に異空間。昼間でも鬱蒼と暗い境内は夜になるとまた違う様相を呈するのかも。
それはそれとしてここにたどり着くまでに物凄く道に迷いました。知らない土地は分からない…土地勘無さ過ぎ。

山王日枝神社

初参拝。これまた都心の真ん中にある神社。氷川神社とは別の意味で異空間を醸し出す鳥居。「山王」の名にふさわしいというか、小高い丘の上にある神社でエレベータ等装備されています。未来的神社?所謂「男坂」の方はきっぱりと階段しかないですが、色々と工夫があるようです。丘の上の神社はまた都会とは思えぬ異空間です。面白い。



もっと早く出て頑張れば十社回る事も出来そうでしたが、今日はここ迄です。凄く暑くて大変でしたが、都会の中の神社を愉しめたので良かったです。続きはまた明日。どうでも良いですが、最初に言った富岡八幡宮を始めいくつかの神社では神前結婚式をやっていました。矢張り日が良いのか。最近は無宗教的なのか、あるいはキリスト教的な結婚式が多いのかと思っていましたが、案外都会の方が伝統的なのでしょうか。
あと、品川区から港区と動いていると「坂」が多い。平坦な所ばかりという都会のイメージを覆してくれました。と言うか正直東京の坂なめてました。きつい!