年末調整

今年も年末調整の季節がやってきた。
最初から適正な額を徴収しろよ、と思うがそれはそれとして、「扶養控除」の書類を見る度、胸に鈍い痛みを覚える。書類自体は判子押して出すだけ…被扶養者なんかいないから…なのだが、結局結婚出来なかったなあ、私の代で終わりだから親や御先祖様に悪いなあ、と言う自責の念である。最早この年齢では結婚して子供を持つことは難しいので、結婚を望む事はないけれど、あと何度このような思いをすればいいのか。痛みがなくなる時は社会人生活が終わる時。来てほしくないやら待ち遠しいやら気持ちは複雑だ。