熊野那智大社と青岸渡寺

新宮から海沿いを走る。暑くてきついがほぼ平坦なのでそう負担でもない。道の駅について一息ついてから那智山を目指す。標高200mくらいだからまあなんとか…と思ったのが間違いだったと気付くのにそう時間は掛からなかった。何と言う坂…神倉神社と同じく、また諦めそうになった。煩悩と俗塵に塗れているからせめて汗でもかいて来い、とでもいう事なのか。なんとかかんとか登り切り、着いた所は「熊野那智大社」。

自転車を駐輪した所から更に階段がきつかった。20段も上がるごとに休むほど疲労困憊していたが、辿りついてみたら不思議に力が湧いてきた。
引き続き、隣にある「青岸渡寺」。
熊野那智大社の隣ながら色彩は随分渋い。御朱印を頂きながら御寺の人と話していたら自転車で上がってきた事に呆れられた。まあそんなもんだね。那智の滝を撮影しながら、滝までは近づけなかった(体力的に)。これは一つの心残りであり、またこないとなあ、と思った。
どうでもいい話。今回はデジカメを持ってきていて、ポケットに入れっぱなしだったのだが、山に登る際に物凄く暑くて汗をかき、その結果レンズが結露して那智山では使い物にならなかった。つまり画がソフトフォーカスみたくなってしまうのだ。と言う訳で那智山のはスマホにて撮影。広角がやや弱いけれど十分撮影出来た。便利なもんだ。