ここ最近で聴いた音楽CDについてメモ。今時CDか?と思わないでもないが、どうも物理的な「モノ」がないとなあ…古い人間だから仕方ない。
「どこかで聴いたクラシック ・ピアノ名曲ベスト101」 ユニバーサル ミュージック クラシック(CD)
題名の通り、映画やドラマ、CM等「どこかで聴いた」ようなクラシックのピアノ曲を101を集めた6枚組CD。元々、サティの「ジムノペディ」の音楽が頭についてその題名が思い出せずにこのCDに手を出した訳だが、一通り聴いてみると「ああこれは」と言うものが多く、かなり楽しめた。一部には抜粋したもの、特定の楽章のみを収録している等、純粋に曲だけでみると不十分な気もするが、このCDを聴いて気になったら曲の完全版に手を出せばよいし、またその「インデックス」としては十分すぎるものだと思う。実際の所、久しぶりにサティの「ジムノペディ」「グノシエンヌ」やドビュッシーの諸作品を聴いたらやはり心の琴線に触れるものがあるので、そのうちまたゆっくり聴きたいと思う。
「-MYTH- The Xenogears Orchestral Album」 スクウェア・エニックス(CD)
今を去ること十有余年前に出たゲーム「ゼノギアス」の音楽を、オーケストラ版として再編成したCDである。個人的には好きなゲームで、音楽もいまだに良く聴くのだが、流石にオーケストラとなると壮大な感じになったと思う。前にアレンジアルバムもあったが、オーケーストラ版はオーケストラ版で中々よろしい。惜しいのは収録曲が限定されており、「紅蓮の騎士」「予感」「覚醒」等お気に入りな曲がなかったこと。追加で出ないかな、と割と本気で願う。