小さな親切…

先日退院した某身内の話。
退院したのは良いけれど、まだまだ療養が必要な状態。食事も幾つか制限があるとの事。
そんなある日、知人が趣味の釣果を「快気祝い」として持ってきてくれた。身内からすれば好物であるので礼を述べつつ困惑したらしい。食事制限で食べられないからである。
昔は栄養価の高い食べ物や酒は病中病後の贈り物として適当であったが、今は必ずしもそうではない、と言う話。
親切心や気遣いは大事だが、ベクトルを間違わないようにしないと却って罪作りになる。そう思ったある日の一コマであった。