梅雨の雨

先週までは梅雨なのに雨が降らずに夏前の貯水率が不安に思える日々であったが、週が明けると反動のように雨が降る。それも50mmや100mmはあたりまえ、と言わんばかりの豪雨である。
割と短期で収まるので一頃言われた「ゲリラ豪雨」と言うやつかもしれず、山間部や川沿いでは災害の恐れすらでているようだ。
この時期の雨といえばじめじめしとしと長く地味に降り続けるのが相場であり、各所の「水瓶」が地味に満たされるのが私の常識。少なくとも私が若い頃まではそうだった。
年をとったせいか、季節の風物詩の変化についていけずに心も体も戸惑う毎日。異常気象か地球温暖化か何か知らないが、せめて私が死ぬまでの短い間、そのままでいてほしかったな、としみじみ思うのであった。