VAIO Type P v.s. LOOX U

店頭モデルを見比べてみた。
外観では圧倒的にType P。流石デザインはSONYに軍配を上げるしかない。 LOOX Uの野暮ったさも悪くは無いが、外観はType P。
画面はイーブン。サイズや解像度はType Pが上回るが、こちらは横長なため、カタログスペックよりはサイズ差は感じなかった。 LOOX Uは「頑張りすぎ」ているのが微笑ましい。ブラウザの文字サイズを最小にしたら字が読めたものじゃないが…
キーボードとポインティングデバイスはType P。キーボードもあのサイズにしては打ちやすく、タッチ感も良い。 ThinkPadユーザとしては、あのスティックが素敵だが、位置が微妙に左よりなので違和感がある。キーのサイズが普通のPCと違うのだから、もう少し右側にして「真ん中」にしてくれれば言う事は無かったのに…。 LOOXは、「まあ打てなくもない」と言うところ。あくまで「ないよりマシ」といった所だろう。そのように割り切れば、あれはあれで、と思う。
取り回しはどっちもどっち。敢えて言えばタブレットLOOX Uの方が場所を選ばない位か。画面をタッチすれば使えるので立って走査するのは良さそうだ。
ソフトの使用感はと言えば、メモリが倍もあるのにType Pの「もっさり」感がある。これはOSのせいらしい。VISTA。店員さんも普通に認めていた。ネットでXP化する人が多いのもうなずける。とは言え、LOOX Uが「早い」と言うわけではない。あくまでType Pと比べて「マシ」と言うくらいである。念のため。
と言うわけで、店頭にあるのをちょっと比べてみた。結局の所、「趣味で選ぶしかない」。いずれにしても「UMPC」とか言うカテゴリーは、「母艦」となるPCがある前提で使うものであり、「割り切り」無では使えない。そういう意味で「趣味」しかない、と言う事が触ってみて良く分かった。
出張向けにどちらか欲しい所だったのだが、結局どっちが「良い!」と決められなかっただけだった。でもまあ、久しぶりに「玩具」触って面白かったから良いや。