とらぶる

午後、とあるトラブルが発生した。
三年半程前にちょっと関わった…正確には関わらされた…、今は立場がちょっと違うが完璧に無関係でもないシステムのトラブル。
実際の所、関係者や識者が総出で当たってるような状況で、 手が出せる事も無いので様子見と必要なら連絡係でもしようかと思ったのだが、皆色々と手一杯で後から後から作業が湧いてくるので気が付いたらコンソールの前に座って作業をしていた。
トラブったので無事、と言うのもおかしいが、一通りの作業の目処が付いた時にはほっと旨を撫で下ろした。色々な事を今後考える必要があるが、まずは一息。
それにしてもプログラムを解析する為に開いてみれば、一行の長さがとても長く読みづらいのがあって、「誰がやったんだ…」と思ったが、その場にはいなかったので誰も責められず。いやそもそも責める気もないが、何より明らかに自分で作った部分が「スマート」とは程遠いものだったのに気付いて絶望しただけだった。あの頃は若かった…少なくとも今よりは。デスマーチの真っ最中だったが最前線で「戦ってた」よな。コンビニの栄養ドリンクを全種類制覇の勢いで飲んだり、部屋には酒瓶が乱立したり…今はもう何もかも懐かしい。
それはそれとして、周りの人に「久しぶりのAPはどうだ」とか「普通に仕事するより楽しそうだな」とか色々言われたが、私より余程目が輝き、ここ数年では見られなかったほど精神が活性化されたT氏が印象的だった。指揮始動も出来る人だが相変わらず現場主義らしい。あんな風にトラブルと輝く人もいるんだなあ、と久しぶりの騒動でしみじみ思った。