目から鱗

職場の若手…もう「中堅」だろうか?…が「甘いものを控えている」と言う。
どうみても「太っている」とは言えず、寧ろ「もっと太れ」と言いたくなるような人である。先日の健康診断の結果、ある数値が正常範囲を越えており、更に糖尿病の啓蒙ビデオか何かを見て恐怖に駆られたかららしい。
全然必要無いだろう、と思ったが、「糖尿病になってもこれ以上減らす所がないから節制しないと」と言われ返す言葉が無かった。
私のように太った人は減量や節制により抑止や低減の効果に望みがある。しかし細い人は「余裕」「余分」が無いので不具合が出ると太った人以上に苦労しなければならないそうだ。
メタボメタボと太っているのが絶対悪と言わんばかりの昨今、細いのに「まだ痩せたい」と言う人をみると妬みと怒りの余り身悶えしそうな事もしばしばである。しかし、痩せているといっても色々あり、一概には言えないものである事が分かり目から鱗が落ちる思いであった。
まあそれでも痩せている人に対する妬みはそうそう消えはしないけれど。器小さいなあ…腹回りは大きいのに>自分。