陞爵

先日の話だが、雑談をしていて今年度入社の若手が結婚するかいう話が出て、「お前はどう思う」と聞かれたのだが「別に」と素直に答えた。質問者はその反応で何か触発されたのか「そういえばお前も(独身)貴族暦が長いよな。もう相当位が高いんじゃないか」と言う。
嫁の成り手もなく幾星霜。気が付くと職場でも一般的にも独身としては高齢の部類に入ってしまったようだ。
そういう意味ではまだまだ上位が居るとは言えそれなりの地位と言えなくも無い。公侯伯子男の五爵で言えば真ん中位には居るだろう、と言う事で飲んでる席「独身伯爵」に陞爵してしまった。
これで門地や財産があれば独身でも「勝利者」なのだろうが名誉(?)と経済は容易に結びつかないらしい。日毎に更なる陞爵の機会に恵まれる事は確実だが、実体が伴わないとは全く残念な事だ。