運動強度の憂鬱

自転車に乗り続けていると身体が慣れてきて、より速く、より長く自転車に乗れるようになる。
自転車通勤も転勤してから約半年続けた訳だが、ふと気付くと所要時間が一割程度減少していた。スピードメーターを見ても速度が一割程度増しているから身体が自転車走行に慣れてきた、あるいは勘を取り戻しつつあるとみてよいだろう。選手でもないから速度が上がった所でどうなのだ、と尋ねられると困るのだが、同じ距離をより短い時間で到達出切るとそれはそれで嬉しいものなのである。
ただ嬉しいのは間違いなのだが、通勤の所要時間が短くなるとその分消費カロリーが減少するような気がするので困る。実際の所は速度が上がっている分、運動強度が上がっているので単位時間的に見ると消費カロリーも増大している筈だが、有酸素運動は時間!と言う印象があるので物凄い不安になるのだ。
一種の神経症ではないか?と言う疑問はさておき、この不安から逃れる為には少し大回りするようにルートを変更するしかない。これまで距離・路面・安全性の観点からそれなりの最適ルートを選んできたつもりだが、さてどのように走るべきか。思うように痩せるまで、減量の為の悩みは尽きない。