観たものとか

BSで深夜にやっていたものとか。

機動警察パトレイバー 劇場版」

OVA・コミック・TV等のメディアミックス展開していた「パトレイバー」の劇場版。流れとしてはOVAからの続きとなります。高層ビルや「箱舟」等に代表される「未来」と十年一日の如く変らない「下町」。その二つの面をもつ「東京」と言う都市を描いている作品です。レイバーの暴走事件に端を発する事件と「箱舟」での決戦がメインで、「独立愚連隊」ならではの特車二課第二小隊の活躍も小気味良いものがありますが、監督はやはり「東京」を描きたかったのかな、と思いました。上映当時からみた「近未来」である作中よりも既に「未来」となってしまった今みると前とは少し違う印象を持ちました。

機動警察パトレイバー2 the Movie

劇場版第二作。「平和ボケ」な首都が「戦争」に引きずり込まれ、「特車二課第二小隊最後の出動」となる話です。一応。 OVAの第5話・6話のリメイクと上映当時は思っていましたが、一作目と続けてみると、更に陰鬱な雰囲気、後藤隊長以外は既に添え物的になっている第二小隊の面々等、「パトレイバー」というより「押井作品」になっています。初見の時よりは違和感は減りましたが、松井刑事の最後の台詞等、どうしてそういう言葉を使うかなあ、と気になる所は相変わらずでした。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

繰り返される「文化祭前日」。そして気付いた者は消えていく。「うる星やつら」のキャラクター演じる劇、と言うか、微妙に「うる星やつら」じゃない感がしないでもないですが、これはこれで映画として面白い、と言うのは何度観ても思います。しかし四半世紀前のものとなると当時は先端的だと思った映像表現が「普通」に見えてきますね。